先日、たまたま通りかかった道で、店頭に開店祝いの花が並べられた、「ココナッツドリーム」という名前のスイーツショップを見つけました。場所は、向ヶ丘遊園駅から徒歩10分ほどの府中街道沿いです。
グルテンフリーとあったのでふらりと立ち寄ってみると、そこは小麦グルテンやアレルギーに対応した、オープンしたばかりのスイーツ専門店でした。
ベーグルやケーキ、クッキー、チョコレートなど種類も豊富で、素材もこの店の店主兼パティシエの方が選んだ自然の食材を使っていて、ぼくもベーグルやシナモンロールをいくつか食べたのですが、なんとも不思議なもちもちとした食感で、味は甘すぎず、それでいて素材の濃厚な深みが感じられてとても美味しかったです。
またオーガニックのコーヒ―やジュースなどもあり、スペースはあまりありませんが、イートインも可能のようです。
これはホームページに書かれてあったのですが、このパティシエさんは、留学してお菓子作りを学び、のちに東京ミッドタウンなどでレストランのデザートを担当するなどパティシエとして活躍してるさなかに、突然、原因不明の体調不良に悩まされ、休職後、低血糖症や副腎疲労症候群、食物アレルギーなどがあると分かったそうです。
そのため従来どおりのスイーツ作りを諦め、自らアレルゲン除去の食生活を送りながら、一方で、そういった人たちでも安心して食べられるようなスイーツを作りたいと思い、この「ココナッツドリーム」の開店に至った、とあります。
原因不明の体調不良は孤独です。そこには周囲の不理解もあるかもしれませんし、また、自分自身が自分のことを理解することができないという、自分からの孤立もあって。
それでも自分が苦しいときに、「自分のように苦しんでる人のために」と思えて、実際に行動に移せるのが、ほんとうにすごいな、と思いました。
副腎疲労やアレルギーはあまり無理をするとまた悪化してしまうので、ご自身の身体と心を労りながら、これからも、食べられない苦しみを持つ人たちに食べられる喜びと笑顔、そして美味しいスイーツを届けてほしいなと、ぼくはときどき購入する程度しかできませんが、陰ながら応援しています。
Coconut Dream HP

